スマートアクアリウム静岡は、四国水族館との連携企画として、9月17日(土)から突然変異の二ホンウナギ、通称「パンダウナギ」の展示を開始します。
静岡と言えば、やはりウナギが有名です。ウナギ養殖発祥の地であり、ウナギ蒲焼消費量も全国1位となっており、静岡では、馴染みの深い生きものです。
四国水族館(館長:松沢 慶将 所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4)でも昨年展示し、美しい姿が話題になったことから、ウナギと言えば静岡ということで、今回は、四国水族館から譲り受け、2尾を展示することになりました。
二ホンウナギは、通常「黒い背に白い腹」ですが、遺伝子の変異で稀に色彩変異個体が確認され、まだら模様になるのは数万尾に1尾ともいわれる珍しい個体です。 この変異は多くの生物にも確認されていますが、野性では目立つために敵に襲われやすく、生き残るのはかなり困難とされています。
パンダウナギは、和むエリアのウナギ水槽に展示します。世にも珍しいパンダウナギをぜひご覧ください。
【展示の概要】
展示開始日:2022年9月17日(土)
展示場所: 和むエリア
展示種:二ホンウナギ(色素変異個体)
※生きものの体調により、予告なく展示を中止する場合があります。
【二ホンウナギについて】
Anguilla japonica Japanese eel
全長は最大で1mほどなる。成魚は河川の中~下流域に生息し、小型の甲殻類や魚類などを捕食する。成魚は産卵のため河川を下り、遥か遠いマリアナ海溝にて産卵することが知られている。生まれた稚魚は海流に乗り、1年ほどかけて日本各地の河川へ辿り着く。